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UK外資投資銀行から外資中央銀行 (Global Fund)のMD、FMとして 出向して日々国を跨いで出張を繰り返しながら 働くアラフォー親父の日々考える事
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Lodonから先輩の後輩が昨日遊びに来た。
以前、紹介された日系企業に勤める女性。
背が私より高く178cmもある。
ヒールを履くと180cmを軽くこえるのだよ。

色んな場面で上品にエスコートするのも結構たいへん。
まぁ、海外ではそんなことはよくあることだ。
彼女も含めてあんまり気にしてないようだけど、
もうすこし身長が欲しかったかな。

今度帰国する時に、一緒に行きたいというので
秘書のJとKと一緒ならばということで連れて行くことに。

綺麗で人間的に賢いひとだから、出過ぎないし、
気配りも、誰にでも同じように配慮も出来るし、
要所ではきちんと意見が言えるひと。

彼女に悪いことをしたなと思うことが1つだけ。
私がショートが好きなのを知り、
腰まで掛かりそうだった髪を切ってしまったこと。
まぁ、似合ってはいるけれど。

彼女の実家にもついていくことになりそうだ。
老舗の有名な料理旅館だから
料理を食べたいだけなんだけどね。

気を持たせるのは悪いので、
きちんと時折釘を刺している。

先輩に”結婚しちゃえ”といわれるけど、
そんな関係でも気持ちもない。
仕事の合間にたまに会って食事や何処かにいき、
Londonでは料理を作って食べるだけ。
しかも秘書や部下達や学生達つきで。

高望みしているわけでもないし、
綺麗な人達や人間的に魅力のある人達も多いけど、
気持ちが動かないんだよね。


懇意にしているクライアント達からも
紹介はあるけれど、どうなんだろう。
お誘いはかなりあるけど、断れないから、
そのときも部下達や秘書も一緒。

それで通している。

ケアハウスや内外の関わる子供病院の子供たちからも
”早く結婚しちゃえ、爺ぃになるぞ”と近頃言われるけど、
どうなんだろう?

気持ちが動かないし、しないだろう。

自分が好きになった人よりも、
過去や今の自分自身を含めて
好きになってくれて、
理解してくれている人のほうが良いんだろうけどね。

今は仕事と関わる人たちや子供たちの笑顔を守ることが大切。

震災のために遣らなきゃならないことが山積みだし。
新しいエネルギー技術の開発も発展途上で60%くらい。
放射能や有害物質の抽出、除去、隔離保存技術も。
老朽化した日本のインフラ、公共施設や設備の改修への投資も。
人も物も金もまだまだ巻き込んでいかなければならない。

過去を教訓に、今を未来に繋げる為に。

まっ、彼女は先輩の大学の後輩でもあるし、
先輩は私の恩人でもあるから丁重に対応しないと
怒られちゃうからな。
話をしていても話題が尽きないし、
物事の見方が面白いし、疲れないし、
それがいいところかな。
包丁使いが危なっかしいけど。
人間得意分野、不得意分野あって当たり前だしね。

友人の結婚式が近いから帰国の準備をしないと。

HARUHA
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壁にぶつかったり、
自分が認められてない疎外感に苛まされたり、
他の人の個性や考え方が凄過ぎて
取り残されたような感じや自分自身の価値観や
感情のやり場に困ったことがあるはずだ。

私も日本に居たときや働いていたとき感じていた。
すぐ誹謗中傷からはいるし、
褒めもしないし、自分の非を認めない人たちが多いからね。
潔さもないから格好悪いと思っていた。
(まぁ、そんな人でない人も中にはいるけど。)

才能のなさや能力の無さや向き不向きはある。
好きこそ~(ほにゃらら~)とはいうけれど、
プロとして食っていけるのは一握りだから。

その見極めは大切だと思うし、
自らがどの分野に特化して生きるかを早いうちに
見定め、伸ばしていくかが他人との生き方の
差別化になるとも思うんだ。

他人にとやかく言われることを気にしなくなった。
仲間や親しい人はすこし凹むことはあるけどね。

CALやHaasで学んで価値観が変わったわけではない。
日本を飛び出しまた外資に戻ったからでもない。
院で生徒を教えているからでもない。

多種多様な人種や国、文化、慣習、考え方があるのが
当たり前で、双方の価値観を100%理解し、
認め合うことは無理だし、
自分を認めてもらおうとすることを止めれば、
別に他人と比べる必要性も無いし、
そこに競争原理や片意地張らなくても
楽に生きたほうが
自分らしくいられるから。

原点に戻っただけ。

宗教や学派などの派閥なんてものは
いらないと思うのは今でも変わらない。
人が居るだけで揉めるのにメンドクサイのに、
経済活動においても、資本と人の数の理には敵わない。

その中でちっぽけな自分が何を叫ぼうとも、
世の中は変わらないし、争いは続き、
人が居る限り、他人と差別化し経済においても、
日常生活においても諍いや競争原理は働くし
富の剥奪略奪行為はなくならないし、
多少は褒め称えることはするが、
誹謗中傷はなくならず、格差はひらくばかり、
これがまた人の僻みや嫉みを生み出し、
諍いや戦争を生むだけ。

他人と比べ、自分に無い豊かな教養や心のあり方を
学ぶことは良いことだけど、
羨んだり、恨んだり、諍いを起こすのは馬鹿がやること。
自分の分を知り、相手を尊重することも大切。
だってどんなに頑張っても追いつけない能力や
才能やものだってあるから。

自分に無い才能や環境を持っていると
羨んだり、粗を探して
中傷材料や欠点を挙げ、羅列、批評する人が居る。

そんな無駄なことをしている時間があるなら、
なりたい自分になるために足りないピースを探し、
それを手に入れるための勉強や研鑽を積めば良い。

他人と自分は異なる生き物。
IQやEQも環境も顔も持っているポテンシャルも違う。
同じには絶対なれない。

だったら、今の自分を活かす生き方をすればいい。
他人に認められようなんて思わなければ楽だし、
世間や世の中に迷惑かけなければいいだけ。

みんなそれぞれ日々悩むし、
人を褒めもせず、他人を腐すもの。
でもそこに自分を前進させる材料は無い。

だから人よりも何倍も努力するし、
研鑽も経験も積む。
楽なほうより、苦のあるほうに身を置く。
努力や愚痴は言わない、見せないが基本。
そのほうが格好良いし、自分が決めたんだし。

それで成功したときや答えが見つかったときの
嬉しさは何倍にも膨らむしね。

そう考えるだけで割り切るだけで楽になる。

こんなことを他人とどう差別化したら良いか
わからないという
負の連鎖に嵌っている学生に話してみた。


HARUHA

”人はその人の持っている背景、立場、環境を含めて
その人を好きになるし、
その一点でも条件が欠ければ去っていくもの”

教えている学生の1人が真夜中のMobile越しに
泣きながら、そう呟いた。
NYに置いて来た彼女に振られたとのこと。

人は容姿、性格や話さなくても醸し出す雰囲気、
そしてにじみ出てくる教養や人間性やセンスに惹かれる。

ただ、結婚や将来を見据えたり、
そうでなくてもStatusという地位や身分や状況、情勢で
人を見定めるし判断するもの。

Statusというパラメータは年齢やその人の経験
刻々と変わるその人を取り巻く状況や
情勢によって変化するものであるともいえる。

彼は軍役を経て落ち着いたので学びなおし
BCGに入ることに決まって彼女と席を入れるつもり
だったらしい。

生徒だから贔屓目に見ているわけではないが、
彼ほど良い男は居ない。
軍役を終えてからIvyを卒業し、
専門性を極め学び、MBAを取得するために
Londonまで来た。

他の留学生達の面倒見もいいし、
学ぶ姿勢に関しても貪欲で、
何せ驕りもなく素直さも忘れない。
今時には珍しい青年だ。

彼女は、Bank of Americaに勤め、
異動で今のBossとCharlotteの本社にいくので、
別れたいとことらしい。

彼にはこういっておいた。
”ひとの気持ちは移ろいやすいもの。”

”別に今彼女が求めているStatusが無くても
きみの人間的な魅力が欠けているなんて思わない。”

”不確定なもので良い時も悪いときもある。
そんなことで一喜一憂したり、人を判断したり、
自分の器や力を決め付けるのは馬鹿がやること。”

”彼女を見返すとか、上を目指すとかでなくて、
自分の生き方に真摯であればそこに必要なものは
すべて後から付いてくるものだから、
悲観しなくていい今日がStartだと思えばいい。”

彼が来週Prisに友人達と遊びに来るらしいから、
飯を食いながら話を聴く時間をつくろう。
いつもPerrierばかりで、あまりお酒は付き合えないけど、
たまには1、2杯付き合うかな。

失恋すると相手を責めてしまう。
自分を責めすぎてもダメだけど、
相手は何かを教えてくれるし、
楽しかったことは記憶に残るもの。

責めそうになったら楽しかった時間を思い出すこと。
何がいけなかったか反芻し、反省すること。
次出会う人には同じ過ちを繰り返さないようにすることが
大事だと思う。

良く似通った人を好きになったり、
前の相手のトラウマを今の相手にかぶせたり、
失恋を次の恋愛で昇華する人たちがいるけど、
やめたほうが良い。
絶対幸せにはなれないから。

気持ちをRe-setしないとStratには立てないし、
仕事でも同じように失敗がすぐに頭を過ぎるもので
それが成功への足かせになるもの。

それに、人を羨んでも恨んだりしても生産性はないしね。
相手の幸せを願ったほうが気持ちも楽だし、
すがすがしい。(すぐにはなれなくてもいいけど。)
だって自分だって幸せになる権利はあるんだもん。
それくらいの心の余裕がなければ
幸せにはなれないでしょ?

離れていくものは離れていくし、
必要なものは自然と集まってくるものだから。
辛いときも幸せなときも全てわかちあえるような仲間や
パートナーにも出会うべくして出会うだろうから。

HARUHA

移動中の入院している部下とのやり取りは欠かさない。
化学療法が落ち着いたらしく。
すこしだけ食欲もあるみたいで良かった。

子供病院の交流のある子供達からの手紙を読んで、
景色の写真と一緒に手書きで返事を書くのも移動中。

資料の内容や数字はOfficeですべて頭に入れてある。
だから、他愛も無い会話をするか本を読んだり、
書き物や学生達のレポートを読み採点したり、
質問内容にMailで返信する。

あまったら睡眠をとるようにしている。

隙間時間を有効に使う。

仕事の合間にはCafeやお洒落なRestaurantや
名所、旧跡に足を運びRe-fleshさせる。
地元の文化や味を五感で感じ、
自分の引き出しを創り続けることを大切にする。
秘書のJのお守りつきはいつものこと。

フランス語のレッスンは移動中もHotelで
スカイプで先生とやり取りしながらやるし、
書く事に関してJの添削がはいる。

話せない言語も彼女は殆ど網羅しているし、
その国の文化や習慣、慣習や常識、情勢などを
知っているからいつも勉強している感じ。

BOSSである私を基本的には立てるが、
マナーや国際的な常識に欠ける言動をすると
容赦ない指摘とアドバイスが入る。

相手に失礼があってからでは遅いからね。

最初は馴れなかったが、
彼女の存在にかなり助かっている。
銀行やFundのときも基本専属秘書は付けなかった。
部下が遣ってくれていたし、
自分でしたほうが効率も良かったし、
秘書を雇う分、部署のみんなにその分の
年棒を還元したほうがいいと思っていたから。

会社を経営していた頃の秘書は優秀だったけれど、
今のJのほうが色々な意味で優秀だ。

まぁ、時折暴走したり、ポカミスはするけれどね。

今回もすこし暴走気味だ。
先方が付けてくれた秘書が、
彼女より数段優秀だからか、
対抗意識を燃やしているようだ。

困ったちゃんだ。
仲良くして欲しいし、
それぞれの専門分野を全うして欲しいんだけどね。

まぁ、ひとってそんなものだ。
昨日も愚痴を聴かされた。
贔屓しているとか、何故もっと頼ってくれないんだとか。

部下の心のケアをするのも上司としての務めだけど、
秘書の資質と姿勢を崩さないで欲しいものだよ。

付かず離れず、でしゃばらず、的確にって
難しいけれど、それが秘書の役目だし、
他人と上手く遣っていく良い方法だと私は考えている。
HARUHA

Brusselの先輩に呼び出され秘書のJと移動。
BOSSには先輩から連絡を入れてもらい許可を貰っているので、
その間の振れる仕事や案件は部下達に。

当面、仕事を手伝うことになりそうだ。
EU諸国の不安定さは変わらない。
Frankfurtを拠点に国を跨いだ出張を繰り返す。
立場がすこし異なるので、先方の秘書と部下達も付けられるが、
何処に行こうと仕事の遣り方は変わらないから別に苦ではない。
守秘義務と迅速な遂行、Lobbyingは慣れているしね。

当面Hotel暮らし、2,3日の休みは先輩の家に
厄介になることになりそうだ。
旦那さんから熱烈歓迎の連絡をMobileに貰った。
何日でも泊まって部屋を用意しておくと。


水産加工会社を含めたLogisticsも上手く軌道に乗り、
ParisやBerlin、 Frankfurtを含めた都市のクライアントも増えて
社員も230人まで増え、設備投資にまわす資金も潤沢までは
いかないがストックできていると聴いている。

今後の展開や指針をコンサルさせられるんだろうな。

さて忙しいことはいいことだけれど、
ハードなタスクになりそうだな。

秘書のJが先方の秘書とぶつからないだろうけど、
その関係や遣り方にストレスが溜まって当たられるんだろうな。

HARUHA
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プロフィール
HN:
HARUHA
性別:
男性
職業:
外資投資銀行 MD   外資政府中央銀行系Fund MD
趣味:
自転車 料理
自己紹介:
外資投資銀行から
外資中央銀行FM MDとして出向。
EU、US圏で活動中。

外資投資銀行、
政府系FUNDの寄付講座で、
院の学生を教えながら、
国を跨いでの出張と
仕事の毎日です。

守秘義務が多い職務上
Facebook、Instagramは公開しません。
予めご了承ください。
文章の引用、批評論評等
一切お断りします。

専門はM&A全般
Due diligence
企業の建て直し、解体。
人的資源の効率化。
知的財産(特許全般)の
債権化とライセンス契約
および特許訴訟全般。
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