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UK外資投資銀行から外資中央銀行 (Global Fund)のMD、FMとして 出向して日々国を跨いで出張を繰り返しながら 働くアラフォー親父の日々考える事
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言葉にしないと伝わらない事がある。
言葉にすれば、壊れてしまうモノや事もある。

それは、生きてきた(る)環境も
学んできた〜働いている環境も人それぞれで
異なるから、言葉の真意や裏に潜む意図を
理解する能力も違うから仕方がない。

完璧な言葉など存在しない。
完結明瞭な文章でも、
簡単なわかりやすい文章でも
人の数だけ解釈の仕方があり、
認識の差異も生まれる。

だから国家、宗教間の紛争や主義主張は
収束も終息することは無い。
それは経済にや日常の人間関係にも言える。

そんな面倒かつ混沌とした世の中を生き抜くには、
物事の本質を裏と表と時系列や状況で
瞬時に見極め取捨選択できる力を身につけないと
他人の考えや世間受けするDATの羅列になり、
Web上にあふれ返るCopy and pasteのように
経営での舵取りも指針もなり兼ねない。

そう、頼まれた講演で話をした。

日本に帰国して感じたことは、
相変わらず温いということ。
国際社会での立ち位置と評価と
日本の正確な経済分野での競争力には
差がかなりある。

今の日本に魅力は無い。
あるのは追加の金融緩和政策と日銀が
買い支えている市場のみ。

路線価や不動産は本来日本の体力に削ぐわない
為替と金融政策によるバブルを誘発させるような
銀行による与信の甘さと乱発融資。

政府や日銀の政策で金融も経済も
後戻りできない程ボロボロな状態。

年金運用の損失額はFocusされず、
省庁の予算獲得とお零れに預かりたい
企業の為に増税や法を押し通すのだろう。

国民は五欲に興じて目の前の大切なことを
疎かにし過ぎている。

子供達の未来を憂うことばかりだ。

まあ、私達外資金融マンの仕事は
腐った経済で体力が無くなり底値になったら、
買い叩き売り抜け利益を出すだけだから関係ないけどね。

また、日本は同じ轍を踏むのだろう。
弾けるのがどの国になるかは予測はついている。


本質がすり替えられてばかりの世の中だ。
本当に大切なことも判断も他人任せな国民性に
笑うしかない。事が起きてからまた問題や、
責任の擦りつけが始まる。

潔さがないのは今に始まった事ではないし、
平和ボケし過ぎなのは何年離れても変わらない。

だから、日本があまり好きではない。

秘書のJとRはのぞみでの移動時の車窓
私が落ち込んでいるのを察して話題を振る。
自分でも扱い辛いBOSSだと思う。
部下に気を使わせているから。
日本に帰国したら嫌な気持ちになるのだよ。

余りにも浅すぎて形骸化して己の事しか
考えない人達が多いからね。

京都の本家に戻り挨拶周りをしたのち、
剃髪を済ませて
吉野の星見の爺さんの寺へ移動を重ね、
久しぶりに法衣に身を包むとしゃんとした。

明日から断食と滝行をしながら2日間堂に籠り
純粋な心で世の安寧と平穏を祈り不眠不休で
護摩焚き行に入り、
その後山野行に3日間兄弟子と出て峰を登り、
峰を下り祈りを捧ぐ。
星見の爺さんの遺言だから。

検査結果も波はあるものの安定している。
まだ生きられるみたいだ。
自分でもシブトイと思う。
もう、5年も生きてしまった。
今回も担当医付きの帰国。
2週間の滞在になるが、予定はびっしりだ。

ケアハウスや
こども病院の子供達にも会わないと、
後、閖上や名取、石巻、気仙沼の
震災で亡くなった元部下達や家族の墓参りにも。

(懇意にしていた闘病していた男の子も
治療の甲斐も無く亡くなったのだけど、
ご両親から報告と感謝の手紙を頂いたのだけど、
仕事で帰国出来なかったから、
きちんとご挨拶に伺い読経させて貰う旨を話し
快く了解を得ている。)

今回は剃髪した姿だから、
子供達には坊さんverと揶揄われるだろう。
震災から5年が経ち、ケアハウスの子供達も
巣立った子供達も表面上は明るく前向きだ。

それでも彼らには親はいない。
私が出来る事は外で稼ぎ、人脈やスキルを伸ばし
子供達の未来を繋ぐことしかできない。

彼らが自分自身で家族や未来を掴むしかない。

本当に微力だし、無力さを感じる時もある。

でも出来る事を後悔しないようすると決めたから
今を生きている。
1つ1つ出来る事をやるだけ。
それが未来を創るのならば。

HARUHA
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Heage-Fund時代の友人が自分で会社を経営しながら
今Urbana Champaignで教鞭をとっているので
Chicagoにきて時間があったら来いと
以前から誘われていた。

NYの仕事が少し早く終わったので
SとI夫妻と予定を合わせて一緒に行くことに。

IはDeutsche Bank時代の同僚で凄く仕事が出来て
今はBank of Americaの本社機構で
財務担当の執行役員をしていて、
子供は奥さんの連れ子の女の子が1人。
彼女はLBSに通いLONDONにいる。

時々ご飯を食べるし、物を強請られるし
毎日メールが着てレポートの添削も頼まれるから
教え子でもあり、血は繋がっていないが
娘みたいなものだ。よく懐いていて近頃は
私のLondonの家から通っているし、
たまに、Osloにも遊びにくる。

友人とはいいものだ。
離れて連絡をそんなに密に取り合っていなくても
会えば昔のように直ぐに打ち解ける。
また、自分の悪いところも遠慮なく言うし、
困っていれば何もいわずに助力も惜しまない。

日本に居る頃は面倒くさかった。
有りの侭でないけれど、
その人の良いところ、
悪いところ全て含めて個性なのに
人と少し違う生き方やキャリアだと
異質だと思われたし、
理解されないこともあった。

海外で働き始めた頃、
自分の小ささを改めて認識し、
多種多様な考えや価値観を認めることを学んだ。
目の前のことを、
未来につなげるために努力すること、
失敗を修正しつつやり続けること。

そして多くの友人に出会い、
価値観や考え方を壊されては築き直してきた。
そうやって自分の可能性を広げるものだ
ということを知った。

一生懸命さや個性を馬鹿にするやつらは
中にはいるけれど
日本のようにそんな奴らは少なかった。

今、立場は違えど同じ飯を食い、
夢を語り、派閥争いに巻き込まれ苦渋も
嘗めたことも、それも良い思い出だ。

生きるって格好良い物ではない。
泥臭くて、モガイテ、這い蹲って、
良いことなんてちょっと。
その時のためにみんな努力するし、
後悔をしたくないから
今を一所懸命積み重ねる。

そうやって築いた生き方や出来た友人は
自分を裏切らない。
そして努力して築き上げた能力や
力も自分を裏切らない。
全て裏付けされた経験と
修正によって出来たものだから。
そう、思う。

HARUHA

 

 

 


群れないで生きたいものだ。
そう、子供の頃から思ったものだ。
虐めはある。
相手が傷つけている意識はないだろう。
遊んでやっている感覚らしい。

面倒くさくて仕方がない。
そう子供の頃から思っている。

学生時代も仕事をしていても変わらない。
派閥や数の論理はある。
どこかのコミュニティで生きていかないと
生き辛いだろう。

しかし、人間本来の思慮深さや公平な判断力は
どんなときも、どんな立場にあろうとも
持ち合わせているべきだ。

SNSなどの不用意な口から出るような発言で
吹聴され人も企業も組織も潰れかねない
世の中でもあるし、その明確な数字や根拠がない
流動的で一時的な感情の起伏で起こった波が
犯罪につながりかねないし、
それによって引き起こされたサーバーダウンが
世界的なネットワークの破綻が予測不能な
混乱を生みかねないのが現状なんだ。

テロよりもサイバーテロのほうが
世の中を停止させるには効果的でもある。
これは防ぎようがない事実だ。

物事を両極から見れば、
どれが正しくて間違っているかなどわからない
のは理解できると思う。

弁護士がクライアントの利益を守るように
負も正になる世の中だからだ。

私自身も、清濁併せ持つことを知らなかった頃は
正義感で突っ走り、派閥争いに巻きこまれ
どん底を味わったことがある。

新人で入った会社では倒産した会社の
回収できない売掛金や手形の始末書に勝手に
印を押され、意としないまま左遷も味わった。

上司や同僚に好かれるか嫌われるか、
好きか、嫌いかで人は無情な判断をする。

人を貶めればやがて自分に周って来る。
自分の器を落としてまで人を蹴落とす必要性はない。

そんな人たちと連るんでまで
居場所を確保する必要性もない。

社会で生きるのは難しい。
誰もが何らかの我慢と忍耐を強いられている。
でも、プライベートまでそこまで我慢する必要はないし、
自分を貶める必要性もない。

別に実力があれば群れる必要性はない。
本当の信頼できる仲間と必要なときにつるめばいい。
そのためには日々自分のアイデンティティと生き方に
恥じない言動をすべきだろう。

もし、間違えたら直せばいい。
生きなおせばいい。
謝罪できて自らの襟を正す潔さをいつも持ち合わせて
いたいものだ。

一点注意しなければならないのは
ひとは人を不用意に蹴落とし、貶めるものだということ。
自己防衛の手段や絶え間ない変化に応じた
情報のアップデートと軌道修正は常に必要だ。

変に群れる必要性はない。
生きるとは自分自身の軸のブレを最小限にすることだし、
正と悪なんてものは両極の立場で見れば表裏一体で
それを見極める力を身につけておけば
派閥に属さなくとも中庸にも生きれるからね。

HARUHA


秘書のRは夫婦揃ってHONDAのスティード600が愛車で
長い休みになると国境を越えて遠出する。
ハーレーには飽きたらしい。
デンマーク~ドイツ~フランス~スペイン~ポルトガルを
奥さんと周るらしく、ツールの楽しさを写真を見せながら私に説く。

私自身モーターバイクの免許はない。
無免で高校時代乗り回していたくらい。
よく捕まらなかったと思う。

流石に免許を取らないと乗れないから
少し取得することを考えている。
羨ましくなってきた。

Bikeで運動のために走ることに魅力を感じて
出張が長いと移動時に持っていって
現地で組み立ててGYMで汗を流した後
スイム50mを何本か泳いでから
地図でコースを決めてインカムでやり取りしながら
颯爽と駆るのは楽しいけれど、
本格的なアスリートのように
トライアスロンするまでには至っていない。

趣味といえば本を読み漁ったり、
食べ歩いたり、器を集めたり、陶芸教室に行ったり、
茶やフラワーアレンジメントを定期的に習ったり、
合気道を教えたりするぐらい。

Rの家に招待されスティードを見て
エンジン音を久しぶりに聞いたら走らせて見たくなった。
長時間の走行は尻が痛くなったり、
天候によって体や走りに影響が出たり、
主治医にどういわれるか??
少しマイナス要素はあるけれど、
新しい趣味を見つけてみるのもいいかも。

合間に免許を取得するためにいい方法を算段中。
Osloで取れるのか、日本で取らなければいけないのか。
Kも私の話を聴いて見積もりとカタログを
見せびらかしてくる。

彼女は免許を持っているらしい。
ちょっと羨ましい。

トラクターの免許や大型特殊車両の免許は持っているのに
なんで今まで取らなかったのだろう。
44歳での始めての挑戦だ。

日本で走るなら夏、
代々木上原~南相馬~名取~塩釜~松島~
石巻~気仙沼を周り、一関に出て
米沢~会津~新潟~富山~金沢~三方~
さば街道を抜けて京都まで帰るルートを走ってみよう。

秘書のR夫妻もKも着いてくるという。
まぁ、仕事も前後にあるから良いんだけれど、
最初は独りより慣れている人たちが居たほうが心強い。

東京の拠点として代々木上原の外人専用マンションを
前の銀行時代のBOSSから購入する予定。
まぁ、ここはケアハウスの子達の就活や
散策の拠点、都内の大学に通う3名の子達や
海外の受け入れ留学生達の
シェアハウスとして使うつもりだけど、
1部屋だけ自分用に書斎とベットルームを使う。

ガレージにバイクを購入して置くつもりだ。
何に乗るかはまだ考えている。

すこしわくわくする。
新しいことをやるということはそういうことだ。
何歳になっても趣味を開拓して突き詰めるということは
面白いなって改めて思う。

ただ,ケアハウスの子供たちや子供病院に顔をだして
私たちも将来乗りたいと言い出した時、
すこし返答に困るかも。
車と違って危険度は増すからさ。
それは普通の親御さんも同じだろう。

HARUHA

”付加価値をつけること”

それは、心配りや目配りを含めた
その先の予測+αを
常に包括したもの先んじて
周りや相手に心地よくすごしてもらう
雰囲気や空間を作る。
茶の湯では一座建立ともいう世界。
日常の何気な付き合いから、仕事にも通じること。

観光産業や流行りの商品と同じで
Hard(器)やサービスは直ぐに模倣され、
Methodとして確立され
一時的な流行の喚起や
収益を上げることは可能ではあるが、
やがて市場への参入が乱立し、先細りになる。

その時の状況に照準を絞った
独自の心配りや目配りを含めたその先の予測+αを
ICTやC to Cというツールに乗せられるかが
企業もひとも必要不可欠な要因になる。

本物だけが、商品でも企業でもサービスでも
ひとでも残る。

一番がひとというソフトに如何に
付加価値をつけれるかが勝負となる。

”対価と働き方”

対価+αの働き方をするのは当前であると
新人時代習ったと思う。

働き方も雇用形態も多種多様だし、
一概に全てに当てはまるとも考えてはいない。
対価と等価交換できる働き方で認められるならば
決められた仕事をして、時間がくれば帰ればいい。

後の時間を有効利用して自分自身を高めるのも
余暇に費やすのも人それぞれだからだ。

まぁ、+αで働くということは
自分の能力や仕事の幅を広げるという面では
普通のことである。

だからといって、だらだら働けば良いというものではない。

有給消化とか言われているけれど、
その前に振り休消化さえできてない事が多い。

求められている成果や数字の策定の仕方に
問題があることが多いが、
自分の身は自分で守るしかない。

余力がなければ心遣いも目配りもできないし、
思考が停滞してしまい、効率も落ちる。

休むときはきちんと休み、
前倒しで今後派生すると思える仕事を
予測しながらタスクを組み立てることが
大切だと考える。

余力がなければ人にやさしくもできないし、
部下達や同僚にも目配りも適切な指示も、
クライアントや関連企業の仕事の進捗の把握も
ところどころ抜け落ちてしまうことになりかねないんだ。

家族や大切な人たちとの時間も取れなくなり、
孤立してしまうことにもね。

24時間、365日働かなきゃならない時期も
業界や業種、その人の立場によりあるかもしれない。

ただ、メリハリをつけること。
休暇という当然の権利を行使する勇気も大切だ。
自分がいなくても仕事が回るよう
前もって根回ししておけば良いし、
緊急時以外連絡が入らなくても良いように
先回りした派生した状況まで埋める仕事を
しておけば良いだけだから。

会社も組織も自分がいなくても回るものだ。
健康が一番であるし、
余暇の時間で培った余力が仕事に跳ね返ってくる。
そういうものだ。

HARUHA
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プロフィール
HN:
HARUHA
性別:
男性
職業:
外資投資銀行 MD   外資政府中央銀行系Fund MD
趣味:
自転車 料理
自己紹介:
外資投資銀行から
外資中央銀行FM MDとして出向。
EU、US圏で活動中。

外資投資銀行、
政府系FUNDの寄付講座で、
院の学生を教えながら、
国を跨いでの出張と
仕事の毎日です。

守秘義務が多い職務上
Facebook、Instagramは公開しません。
予めご了承ください。
文章の引用、批評論評等
一切お断りします。

専門はM&A全般
Due diligence
企業の建て直し、解体。
人的資源の効率化。
知的財産(特許全般)の
債権化とライセンス契約
および特許訴訟全般。
P R
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