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UK外資投資銀行から外資中央銀行 (Global Fund)のMD、FMとして 出向して日々国を跨いで出張を繰り返しながら 働くアラフォー親父の日々考える事
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他の事に構っていたり、
自分の立ち位置を他人と比べて悩むならば、
そんな時間は無駄である。

仕事や普段の人間関係で差別化するのは世の常。
そこに個性を見出したり、利益を求めたり、
満足感や他人とは違うという安心感を見出す。

反面、一緒とか大多数という流れの中に、
平穏や主流派という安心感を見出す。

バランスの中でひとは生きる。
それで良いと思う。

悩んだり、立ち止まり、反芻し、
経験や失敗を次に活かすことは大事な事。

でも、立ち位置を明確化したいがために、
他人のことを追い落とし失墜させて、
差別化する為に策を講じたりすることに
時間を割くのは勿体ないし、自分の器や人間性をさげるだけ。

日常茶飯事にそんなことを気付かないうちに人はしている。
人は知らないうちに誰かを傷つけているし、
何気ない言葉で傷つくことはある。

そのことを理解したうえで、
多くの人に許容され許されて生きていることに気付き、
前向きに生きないと時間が勿体ない。

人(自分以外)はひと(他人)とは異なった生き物。
自分は自分。

それで良い。

クライアントと京都で合流予定。
久しぶりの日本での三が日になるだろう。
すこし手伝って欲しいと本家に頼まれているので
寄って、氏子さんたちに顔を少しだけ見せるかな。

その後は東北に移動して震災で亡くなった友人達と供養のため
福島と石巻、気仙沼により、震災孤児の奨学生たちと飯を食う予定。
クライアントの友人達もBOSS夫婦も今回の来日を楽しみにしている。

大石田でそばと天童で温泉に使って投資しているバラ農家さんや
震災で被害にあったイチゴ農家さんと漁師さんたちを周って
今の状況と今後の展開の説明をするつもりだ。
少しでも震災復興と諸産業の発展と
子供達の未来を繋げれればいいなと思う。

秘書のJや連れてきた部下3人は日本を楽しんでいる。
東北がひと段落着いたら、沖縄にまた入ることになりそうだ。
読谷焼き以外にも海外に紹介したい作家さんの作品を
見つけたこともあるし、投資しがいのある事業家さんから
話を聞いて欲しいと資金計画書と事業計画書と
現在のBSとPLを貰って読んだからだ。

地方創生というけれど新規事業や中小を育てるのことは
難しいし、援助したりする銀行や事業家も少ないのも事実。
国が変われどそれは変わらない。

また経営センスが無いのはどうしようもないけれど、
数字や事業計画を適切に遂行できない事業家が
多いのも事実だからね。
双方もう少し踏み込んで勉強し続けて欲しいものだよ。



HARUHA
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例えば好きなひとの前なら、
少し頑張れたり、笑顔になれたり、気遣いも出来るはず。
それが異性でなくても。

人は見かけで判断するし、興味も無いと以前書いたけど、
移動で飛行機に乗っても、列車に乗っても
はじめて行くお店に入っても、
Flight attendantの方達も、 乗務員の方も、
店員さんもConciergeの方たちでさえ対応が違う。

1.Suitや時計、靴、鞄もそうだけど、
髪も襟足も爪も清潔にケアされ、
適切にCoordinateされていること。
人は顔もそうだけど、足元手元から入るからね。

2.普段からの細かい気遣いや配慮って
Smartに使い分けるのでなく、
普段からすることにより、
自然に身についていて出来る事。

3.日舞や空手のように手先まで神経を
いつも張り巡らせろまでは言わないけど、
指先の綺麗な人や使い方や仕草って
結構みるし見られるんだ。

1~3まで普段から気を配ってないないと、
商談の席にも着けなかったり、
Communicationを取りたい相手とも
話すことすら出来なかったりするからね。

自分の肌や顔立ちや体型に合う色や時代に合った
Coordinateや自分磨きは必要だと思う。

勿論、教養や経験を積み素養を
身につけることも同時進行でしなければ、
どんなに良いものを身につけていても
空っぽの人間として見られてしまうから、
内面も外面も両方あって
バランスが取れることは当然わかっていると思う。

良く笑顔を絶やさないでとか、
苦しい時にこそ笑おうとか言われるけど難しい。

でも、自分が苦しい時って他人も苦しいし、
笑顔なんて作れないと思うんだ。
でも、直向きな背中と笑顔の人が一人でもいたら
周りは元気づけられるし、
頑張ろうって、ひと踏ん張り出来るからね。

だから、そんなときは好きなひとや仲間の顔を
思い出せば、少し頑張れたり、笑顔になれたり、
気遣いもできるはず。
簡単だと思うんだ。

うちの部署に来てるInternの子の1人が、
お金も無いし、仕事もキツイし、MBAを取ったけど
評価も上がらないし、生き残れるかもわからないし、
人としてどう見られているか心配になる。
やはり、人は外見や身につけているものや
今のステータスで靡くものですか?と
死にそうな顔をして聞かれたので、
飯をご馳走しながら少し話をした。

人は見かけで判断するし、
そんなに興味も無い、一過性のもの。
でも、外面と内面のバランスって大切なんだ。
それは人として当然のこと。

TOP20のMBA修了者など金融の世界には
ごろごろいるし、そんなものはどうでも良い。

生き残ってる奴らは、
それなりの人には言えない苦渋や経験を積んで
今もなお自分を内外面磨き続けながら
現在のpositionにいる。
精神的にToughじゃないとやってられない。

何かを切り捨てることも、
自分が切り捨てられることも体現してきてるよ。

そんなに格好いいものではない。
多分みんなお金があるから出来るんだというだろう。
でも、その対価を貰う為に自己投資もするし、
それ以上の成果もあげ続けるんだ。

それが出来る奴が生き残る。
俺もDeutsche Bank時代、生き残れるか必死だった。
一週間帰れない寝ない事なんてざらにあった。
濃いCoffeeに水分が無くなってかちこちになった
Baguetteと浸してふやかして腹を満たしたし、
Suitや靴や経験や勉強にその時の対価に
見合わぬ 自己投資をして結構きつい思いもしたよ。

でも、今ここにいる。
人には言えないような煮え湯を飲まされたり、
左遷や解雇や経験も喜怒哀楽も積んでいる。
それが普通なんだと彼に話しておいた。

Internの子達を定期的に飯に連れ出し
ご馳走するよう部下達に通達して置いた。
多分、Internの彼は私の役職を知るまい。
本採用になった時驚くだろうね。
秘書のJが風邪で休んでいてよかった。

人が成功したり、
それなりのpositionに就くということは
世襲やまぐれなことは稀にはある。

でもほぼ、それなりのその人なりの苦渋や
苦労や経験を積んで其処に要るんだ。

成りたい自分があるならば、
それなりの自己投資をして
内外面を磨く努力を普段からしないとね。

成せば為る、成さねばならぬ、何事も。
成らぬは人の為さぬなりけり。

遣りつづける事、遣らないから
何も成すことが出来ない事が多いんだ。

 
昔、米沢の上杉神社に良く息詰まると行って
この言葉を刻んだ石碑を見ていた。

院時代、派遣会社を起業したての頃、
上手くいっていた為、
調子に乗って少し大きいオフィスを借りて
テナント料が圧迫して、スタッフに支払う金が
ぎりぎりになったことがあって、
建設現場で肉体労働をしたり、
社労士の仕事を徹夜でして現金を稼ぎ、
自分はカップめんをふやかせて
2回に分けて食べて空腹を満たしたこともあった。
乗り切った時も石碑の前で長い間眺めて、
米沢ラーメンを一杯食って帰ったものだ。

就職時、会社を大手に売って8桁(億)の
Gainを得たけど、
一緒に経営していた友人のお父さんの会社が
経営が芳しくなく不渡りを出しそうだったので、
全て無償で返ってこなくても良いと思い
渡した時も正直悩んだ。
でも、今も事業が続き会社が成長して
彼が継いでいるから、
あの時の決断は間違ってなかったと思う。

彼もあの時売却益で別会社を起こそうとしていたし、
私自身も事業をやろうか、入行するか悩んだ時も
いつも上杉神社の石碑の前で、
”なんとかなるさ、また稼げばいい”と決断してきた。

震災時、自分の会社を追われた時も、
末期の悪性脳腫瘍で余命があって、
治療で体や顔がむくんでふらふらで、
戻ってきた違約金をあの時も9桁全額寄付をした。
一文無しになった私を奮い立たせたのは、
BOSSの言葉だった。
”生きていれば、まだやれることがある。
残された命をどう使うかが大切なんじゃないか?
成らぬは為さぬなりけりだろ?”
だから、厳しい手術と治療に耐えれた。
  
何処に行こうが、どんな立場や状況になろうが
国が変わろうがこの言葉で頑張れる。
  
HARUHA

綺麗ごとだと言われても良いと思うんだ。

献身無き生き方など人の道ではない。
だれだって好きな人や子供や周りで困った人が
居たら助けるだろう。
そこに真心や身を挺してという無償の愛情があるからね。

 
その気持ちを否定する権利は誰にも無い。
否定するならばその人の気持ちが荒んでいて
Seifishにしか過ぎないからだ。
そんな人たちと付き合わなくていい。

自分が自立していないのに
人は助けられないのも事実だけれど、
自分の事しか考えられない人間が増えているし、
人の事ばかり否定や評論から入る癖に、
経験則も無いし、
学ぶ姿勢も謙虚さも無い人達が多いのが事実。

家柄や育ってきた環境はどうしようもない。
撰べないものだから、でもそこに染まるか、
自分で成りたい自分を創り上げる為に努力するかは
その人の人生や生きるということに対しての真摯さに
掛かってくると思うんだ。

人は無い物ねだりで、自分より優れていたり、
成功していたり、良い環境にいる人達を妬んだり、
やっかんだりする。

そんなマイナスアプローチに生産性も向上性も無いし、
具体性も無い。

どうこう言っている暇がったら、
自分自身を磨いて”自分自身しか辿りつけない答え
(自分自身を活かす生き方や魅せかた)を
導き出すしかないんだよ。

人を誹謗中傷する暇があったら、
自分の足元を見て、自身を磨き続けなくちゃね。
そっちのほうが格好いい。

出来ないんじゃない、
遣らないから、遣りつづけないから出来ないんだ。
そう、いつも思う。


”結婚してください”って言うのって
結構、勇気がいることだと思うんだ。
今まで独身だけど、口にしたことがある。

全てOKだったけれど、
結婚前に家同士の格でごたごたがあり駄目になったもの。

父が骨髄性異形症候群から、白血病になったことで、
血の病気の家系の人とは結婚させるのは苦労するとか、
先方の父親に酒の勢いで言われ、その発言に憤慨して
彼女と別れた事。
(相手の親も自分の親と同様に面倒見るのが当たり前と
考えているひとなので、相手の親をそういう目では見られ
なくなった為、彼女の気持ちは無視して別れた。)

後は、自分自身が良性の脳腫瘍から悪性に変異して
余命を宣告され、離れる方向に無理やり持っていたこと。
相手にその決断をさせてしまったけどね。
(子供が生まれたらとか育て方や
一緒に暮らしたらとかいろいろな話をしてたな。
弁当作るよとか、仕事のアドバイスとか
毎晩看護師さんに隠れて病床からとか、
仕事の合間こそこそと電話で話したものだ。)

他にも苦い経験がある。

部下の1人が、
最初勤めた会社のAssociateの頃から
支え続けてくれた彼女にProposeするというんだけど、
言葉とSituationをどうするか悩んでるらしい。

日本ではどんな感じでするんですか?
と聞かれたので、UKやUSも変わらないと思うよ。
Surpriseなんて考えずに、捻らないで指輪と言葉と
良い雰囲気で美味しい食事をしてすればいいじゃんと
話しておいた。

直球で良いと思うんだ。
素直に相手に気持ちを伝えるだけで。
彼女と面識があり、深いところまで
話したことがあるから、
それで受け入れてくれるだろう。

でも緊張するだろうし、
彼女に喜んでほしいから悩むんだろうな。
男ってこんなんなんだよ。
見てて歯がゆいけれど、応援したくなる。

HARUHA


Parisの仕事が終わりClientの方達と一緒に会食するなかで
君が一番おいしいと思った日本の和菓子はと聞かれた。
やっぱり、天童の腰掛庵の苺わらびが一番だと迷わず答えた。

今度日本に行くときついてきて案内してねと言われる。
期間限定なんだよな。
12月~6月まで、冬の山形の雪は凄いからな。
肘折温泉や白布温泉の西屋に連れて行くのもいいし、
大石田のきよで蕎麦を食べてもらうのも良いと、
Noteの画面を見せながら説明すると、
今度は料理の話になって、
巻き寿司の巻き方をレクチャーしろという話に、

彼女の子供が日本に旅行に行った時
食べた巻き寿司が凄く美味しかったらしいが、
Parisの寿司店で特注で頼んだんだけど、
美味しくなかったらしい。

こんな感じの無茶ぶりは慣れているけど、
魚のデンブや干瓢や赤酢、鯛のすり身の良いのと
和三盆とどんこの干したのも仕入れなきゃならない。
三つ葉だって欲しい。

Parisの郊外で日本野菜を育てている知り合いに
野菜は頼んで、干瓢や赤酢は知り合いの農家に
空輸してもらう。
鯛は活け〆したのをBrusselsの先輩の旦那さんに
和三盆とどんこは昔の伝手に
注文して事なきを得た。

料理は得意だけど、
久し振りに巻くからな。
Spainの友人の奥様がChefで日本料理を留学時
習っていたから手伝ってもらうよう連絡承諾済。
 
仕事以外で、Clientの方達の家族の方達とPrivateまで
繋がらないといけないことが多く、
この無茶ぶりにも慣れてきた。
  
喜んでくれる顔が見れればそれだけで満足だし、
少しでも日本の文化や経済や社会、
そして人の交流まで繋がれば良いから、
少々無理を言われても良いと思っている。

それが揺るがない信用になるし、
心からやっているから自己満足でも良いんだ。
浅はかな思惑や邪念では人の心はつかめないし、
本当の意味での繋がりは出来ないからね。

それが仕事の本来の在り方であり、
人と繋がるということだと私は考えている。
 
HARUHA

人間的な魅力を身につける。
教養を身につけたり、何故数学や物理なんてやるのか?
理系なのに、心理学、哲学、美術史を一般教養で
履修しなければいけないのか?なーんて考えたことない?
正直、わたしも思っていた口だ。
 
社会に出て必要ないのにって思うだろう?
でも、そんなことは無い。
学んだ知識は根底に流れているもので、
新しい物や仕事をするうえで、
専門的な知識は無くとも、スムーズな思考や解法の糸口や
言動へ移行するための繋ぎ役になることが多い。
それに物の見方の切り口が多ければ
それだけ視点も切り替えられるし、
考察の仕方が増えることで感性を磨くことにもなる。

引出しは多い方が良い。
生きていればBusinessだろうがPrivateでも、
多種多様なキャリアや教育レベル、
ものの思考をする人達と関わる。

その上でCommunicationを取らければいけない。
だから、無駄だと思っている学問や教養なんてない。
それに普段から経験して、自分で体現して修正し続け、
生きた素養を身につけていれば怖いものなど無い。

良く、いい中学、高校、大学、MBAを修了したり
Grandes Ecolesなんか行かなくても
良いんじゃない?っていう人達がいる。

何故行くかは、日本なら官僚になりたいなら東大が良いし、
海外ならIvyやPublic-ivy、LondonやOX、Singaporeなんかが良い。
Franceならば、大学よりレベルの高い教育を受けれる
Grandes Ecolesが良いに決まっている。
世界には知らないだけで、
自分が知っている有名な大学なんかより素晴らしい大学は沢山ある。

良い環境で学ぶ理由をあげるならば、
希望の職業や職場に入りたかったら窓口が少し開けるし、
一定の層の子息女や同じような志を持っている人達が多いから
その環境に身をおいて切磋琢磨することが近道になるし、
将来においても付き合える仲間を見つける事も容易で可能だからだ。


反対に、技能に優れている職人気質に学問や
専門以外の教養は要らないのかと言えば、そうでもない。
厳しい市場を乗り切るのにも、教養やあらゆる知識を
常に採り入れ世界と対等に闘うための商品や伝統を守らなきゃ
いけないからだ。
積み重ね、修練、伝統を打ち壊すという作業の流れは、
人の素養を磨き続ける作業と変わらないことだしね。

人脈にせよ、友人にせよ、幅広く関係を深めることも
大切で、ようはバランス力が大切。

どちらの道を進むにせよ。
多種多様な角度で観れる知識と教養と日頃から鍛えた素養が
必要不可欠なんだ。

気付いてないだけで、普通に普段からしてるはず。
NEWSのHeadline、Trend、仕事や会う人の情報を細かく分析し
話題を豊富にストックするはずだし、
Needs-Wantsを常に追いかけてないことは無いはず。

好きな女の子や男の子の趣味や嗜好はチェックするだろうしね。

それを関わる人全体に広げてくことが大切なんだ。
それが気遣いや配慮になり、
自分の素養や教養や人脈を広げることに繋がり、
BusinessでもPrivateでも生きてくることになるんだ。

学歴とかキャリアを積むっていうことはそういう事だと思う。
必要ならいつでも何歳になっても勉強や経験は積めるしね。

死ぬまで勉強なんだよ。
人と関わるってことはね。

滲み出てくる人間的な魅力って
日々の素養の積み重ねでしか得ることが出来ないんだから。

HARUHA
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プロフィール
HN:
HARUHA
性別:
男性
職業:
外資投資銀行 MD   外資政府中央銀行系Fund MD
趣味:
自転車 料理
自己紹介:
外資投資銀行から
外資中央銀行FM MDとして出向。
EU、US圏で活動中。

外資投資銀行、
政府系FUNDの寄付講座で、
院の学生を教えながら、
国を跨いでの出張と
仕事の毎日です。

守秘義務が多い職務上
Facebook、Instagramは公開しません。
予めご了承ください。
文章の引用、批評論評等
一切お断りします。

専門はM&A全般
Due diligence
企業の建て直し、解体。
人的資源の効率化。
知的財産(特許全般)の
債権化とライセンス契約
および特許訴訟全般。
P R
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