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UK外資投資銀行から外資中央銀行 (Global Fund)のMD、FMとして 出向して日々国を跨いで出張を繰り返しながら 働くアラフォー親父の日々考える事
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適材適所というものは他人が判断する。
人には適正や能力というものがある。

能力は理解力や応用力+日頃の鍛錬と経験値で
ある程度底上げされるが、IQやEQは持って生まれたものや
環境に左右されるのもある。

向いている、向いていない。
好き嫌いで、適職が決まるわけではないが、
プロとして食べていくには人とは異なった
感性や知性、表現力を含めたキャラクターが必要になる。

世の中の流行は絶えず廻り循環する。
景気により、ファッションや眉の太さや髪の色が
変わるのと同じように。

その流れを読み取り生きる生き方もあるが長続きはしない。
一時的なマーケティングの掌握と利益の搾取が出来るだけ。
それはSNSのなかでの流行や世相の扇動による
情報の操作と利益の囲い込みにいかされている。

それだけでは、これからの世の中生きていけないのは
みんな気付いているはずだ。

どう自分のキャラクターを立たせるか、適正や能力を
見極め、伸ばし活かすかが今後の課題だろう。
答えは自分自身しかわからない。

人に教えを請うものでないからだ。
それに自分の能力や適正など一番自分が冷静に出来るはず。

お洒落だといっても、他人の真似で写すのが得意なだけかもしれない。

綺麗や格好良いも時代やメディアに作り出されるもので
骨格や3分立の法則で考えてみると目、鼻、口、頭の形の
位置やその人の人としての賢さや知識の豊富さや思慮深さや
生きてきた(る)経験値などを含めて考えれば、
世界標準でもないし、凄くもないし、尊敬に値しないことが多く、
上辺だけの薄っぺらさにあきあきすることが殆どだ。


頭がいいといっても、勉強がちょっと出来て語学が堪能なだけで、
オリジナリティや自分で組み立て新しいものを創出できないかもしれない。

絵や写真が得意だといってその技法や写実は古典からの踏襲で
才能があるかといえばそうでもなく、
世の中の流れで売れているだけかもしれないし、
才能もないのに、食っていけないのにしがみ付いているかもしれない。

横並びの能力や個性で溢れているのに、
自信を持ちすぎな人が多過ぎるんだ。

自分自身が凄くもなんともないと理解し、
等身大の自分を冷静に世の中に投影して
どのレベルか、自分と理想の差を見定め、
何が足りないか、絶えず考えながら行動できる人達は
自分の適正や能力を一番理解しているし、
どこに注力すればいいか一番わかっている。


そんな話を少し悩んでいる新人のアソシエイトの子を
真夜中の階下のOfficeで見かけたので話してみた。
みんな優秀MBA修了者ばかり。

”個性の差別化に悩む事はある。
私も絶えず悩み続けたことがある。
そんなことはどうだって良い。

自分自身がその会社にいる人間になるか
要らない人間になるかでなくて
何処にいっても必要な人間になるかが大切なんだ。
その為には何が必要か、日々積み重ねていけば
自ずと自分にしかない武器が身についている。”

そう話した。
切られるか生き残るか否かは彼女次第。

適材適所や能力は他人が判断する。
でも、他人に判断されるのは癪だ。

じゃあ、どうすればいい。
自分を磨き上げるしかない。
今に満足せず、死ぬまでね。

それは地方創生にも繋がる考え方だ。
答えやヒントやチャンスも材料は足元に転がっていて
それを活かすか殺すかなんだ。

HARUHA
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プロフィール
HN:
HARUHA
性別:
男性
職業:
外資投資銀行 MD   外資政府中央銀行系Fund MD
趣味:
自転車 料理
自己紹介:
外資投資銀行から
外資中央銀行FM MDとして出向。
EU、US圏で活動中。

外資投資銀行、
政府系FUNDの寄付講座で、
院の学生を教えながら、
国を跨いでの出張と
仕事の毎日です。

守秘義務が多い職務上
Facebook、Instagramは公開しません。
予めご了承ください。
文章の引用、批評論評等
一切お断りします。

専門はM&A全般
Due diligence
企業の建て直し、解体。
人的資源の効率化。
知的財産(特許全般)の
債権化とライセンス契約
および特許訴訟全般。
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