忍者ブログ
UK外資投資銀行から外資中央銀行 (Global Fund)のMD、FMとして 出向して日々国を跨いで出張を繰り返しながら 働くアラフォー親父の日々考える事
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


ケアハウスと子供病院の子供達の為の
クリスマスプレゼントを用意して日本に送る。
勿論、ザンビアやBostonの子供病院にも、
医療従事者の方達も含めて。

小児癌や国の特定疾患で研究費や補助の
支給が少ないものに関しても施設の充実や
その家族が働きやすい環境を作るために
長時間対応できるようケアできる看護師と
震災地区の医師と看護師を増員できるよう
費用と奨学金を少し増やし投資した。

日本に限らず投資額を増額した。

関われば関わるほど奥が深いし
情がわくもの。
だが事業は利益が出てこそ意味がある。

問題はまだまだ山積みで、医療や福祉分野で
収支がプラスになっていっているのが奇跡だ。
ザンビアは持ち出しなのは仕方がない。

ケアハウスの子供達とSkypeで話をするのは
いつものこと。大学生になって下宿している子達とも。
夢を夢で終わらせないように。
夢を叶えられない土壌や風土に日本がならないよう
まだまだ遣らなきゃならないなと強く思う。

震災で生活基盤や家族を亡くした彼らが
今を良い未来に繋げるよう高い志や夢を持ち
語ってくれるたびに立ち止まれないとも思う。

地域を支える医師になりたい。薬剤師に。
エンジニアに。事業家に。先生に。
弁理士に。政治家に。お母さんに。
どの夢も叶えてあげたい。

笑顔を未来に繋げるサポートを。

私が死んでも今投資している案件に対して
資金を永続的に生み出すよう運用できる環境は
整ってきている。
子供達に関しても、震災関連の事業に関しても
医療事業や環境や水素エネルギー事業に関しても。

永続的に事業が成り立つシステムを
特許事業を核に構築している。
任せていて志を受け継いでくれる人材も揃ってきている。

社会に貢献するということは奇麗事ではない。
ひと、物、金が揃わなければ出来ない。
事業も永続的に利益を上げ続けなければ
成り立たない。

事業に関わる人たちや関連企業にも
年棒や福利厚生や設備、研究での投資の面で
充実し続けないとモチベーションもあがらないし、
優秀な人材は流出してしまうからね。

だから利益に拘るんだけどね。
そしてその利益を地域社会に還元し
人に投資し、育て、育み、
彼らの足で新しい事業や仕組みの核を創造し、
より良い未来を作り上げて欲しい。

それは日本に限ったことではない。
EU諸国やインドやアフリカや世界に対しても。
ケアハウスと子供病院には年明けに顔をだそうと思う。
お年玉をあげるのが慣例だから。

今回は加賀水引で2つ連ねた5円玉を今回は作ってみた。

懇意にしていて、海外の企業に紹介している会社に
頼んで”ご縁を結ぶ”という意味を込めて
紅白で結ってもらった。

投資している気仙沼の爺ちゃんや漁業関係の事業に
関わる人たちや、私が個人的に投資している
事業家さんたちや伝統工芸家さんや作家さんたちにも。
国内外関わらず贈る準備は整っている。

クライアントに見せたら綺麗なのと
縁を結わうという意味を教えたら是非欲しいと言われたので、
特別な商品の梱包の飾りの水引の発注を貰ったんだよね。
ご主人もすごく喜んでいた。
新しい形の提案をして今後も海外との取引や縁を
繋いでいきたいと息子さんも話されていたしね。

築き上げた人脈と技術と知識を縁を繋いでいきたい。


それが私の遣らなければいけないことであり、
出来ることだから。
縁を繋ぎ、紡ぎ、育て、大きな流れを創ること。
私一人だけの力では出来ない志を繋ぐために。

今、その瞬間を関わる人たちに感謝しつつ
大切に生きないと、そう日々生きている。

今回は年明けにしか帰国は予定が詰まっていて叶わない。
NもKもJもクライアントの方達も連れて行く予定だし。
宮にも、吉野の星見の爺さんの供養と墓参りにもいかないとだよ。

遺言に記した通りにお前が寺の跡を取れないと思うから
お前が生きている間は一年に一度、
山野行と水行と篭り行と
世の中のために平穏安寧の儀式儀礼はしてくれ、
歳を重ね継ぐ気になったら継承してくれと
弁護士さんや兄弟子にそう聞いているからするつもりだ。

体と相談しながらだけど、
医師に止められても冬だけどこれだけはするつもりだ。
爺さんの遺言だし、不肖の弟子を指名してくれているし、
爺さんがいなければ今の私はいないしね。
私の祈りで良いのならば務めよう・・・
心から。

髪を剃髪しないと・・・つるっぱげだよ。
まぁ、毛は伸びるからいいんだけどさ。
寒い季節ニット帽やハットを被らないとやっていけないな。

もう本家を含め神職や僧に戻ることはないだろう。

目に見えない世界など人を惑わす余計なもの。
現実を見据え目の前の事象や事柄に真摯に
向き合いに生きなければ何も見えないし、
打破する答えなど無い。

生死を幾度も乗り越えて今があるし、
闇を彷徨い自ら命を絶とうとしたことがある。
それでも直面する現実は変わらないし、
他人や環境の責任に転嫁しても
負のスパイラルに陥るだけで何も解決しない。

自分自身が変わればいいだけ。
現実と向き合い真剣に地道にいきるだけしか
答えは見つからないんだ。
誰かに指し示してもらった答えなど
自分自身が納得して導き出したものでもないし
自分自身に合っているとも限らない。

占いやコーチングなども同じ。

自分が答えを現実から学びださなければ
それは他人の考えで生きているのと同じ。
自分自身の足で目で生きていない。
そんな不確かなものに意味は無い。
ひとり暗闇を彷徨い、もがき、
迷い苦しむ時間も生きるというプロセスでの学びなんだ。

安易に答えなど見つからないし、
答えはいつも自分のなかにある。
ただ誰かに同意して背中を押して欲しいだけ。
それを実行するか否かは結局自分自身。

そんな不確かなものに金など払う必要性も意味も無い。
そんな金があったら自分の好きな物を
食べたり、買ったり、何処かに旅行したり、
実用的な国家資格を取得したほうがよっぽど意義がある。

人の弱さや闇や悩みを馬鹿な人たちは
利用し煽り商売にする。

スピリチュアルな世界に足を突っ込みすぎるのも
その関連グッズにお金を払うことなど無駄だから。

ようは自分がやるかやらないか、
動くか、動かないか、
過去に縛られて動かないか、今を未来に繋げるために
前向きに挑戦し、生きるかしか答えは無いからさ。
幸運は普段から努力している人にだけ
少し力をくれるものだからね。


それに外にいると肌を持って感じることがある。
宗教は争いの火種を生む。
戦争や紛争、金などの利権。
その解釈や派閥に意味は無い。
時の権力者や宗教関係者が自分達の良い様に
歴史や解釈を捻じ曲げた産物でそこにありがたみもない。

人間が作り出した偶像物に対して崇め奉り、
祈りを捧げてもなんら意味は無い。
自分自身が日々懸命に目の前のことと
向き合い生きるしか答えなど見つからないからだ。

人の為に、自分の心に対して祈りを
純粋に捧げることはいいことだと思うけれどね、
そこに邪な心は必要ない。

ただただ世の中と人の心の安寧と平穏を純粋に
祈りを捧げ、繋げるのが宗教なのに
変わってしまったからね。3大宗教も新興宗教もすべてね。

そんな薄っぺらいものに意味は無い。

だから継ぐつもりは無い。


金融で稼ぎ世の中に知識や人脈や資金を還元したほうが
よほど役に立つしね。
それに結果や答えが目に見える。

まぁ、寄進はするけれどね。
宮や寺の歴史や伝統や格式、社殿や伽藍を守り伝えなきゃ
ならないからね。

ただ、師匠(爺さん)の教えの通り生きるだけ。

”ただ人の為に尽くし、人を照らす人となり、
驕らず、献身的に尽くし、見返りを求めず、
支えられていることに感謝し、自分を高め、
それを世の為に還すひとであれ。
その繰り返しで人は死ぬまで成長し続ける。”

私だって5欲はある。
でもその欲を理で抑え教えを守れる自分で
いられるのは、多くの人との縁で助けられてきたから。
それに自分が何者でもないちっぽけな存在だと
いうことを理解しているから。

縁を繋ぎ、縁をつむぎ、縁を結ぶ。
それが私にできることだから。
そして純粋に世の中の為に祈ることしか出来ない。
HARUHA
PR

WさんにクライアントのPartyに同伴してもらう。
今回は和装をした方が良いようなので
彼女に頼むと二つ返事でOK。
安土桃山から続く老舗の娘さんだし、
幼いころから着付けや
華道や茶道を嗜む機会が多かったせいか
自然体でどんな場所にも動じないのもある。

それに海外経験も長く、変な固定概念もない
一番が人懐っこく、どんな人にも分け隔てなく
心から接し、愛情深いところがいい。

彼女の誕生日が近いので
何か欲しいものがあるか聞いてみたら
Nomaでの食事とVan Cleef & Arpelsの
ブレスレットが欲しいと言われた。
本当は私が大切にしまってある
房指輪が欲しいんですと
遠慮がちに言う。

少し驚いたけれど、
房指輪は特別なものだからあげられないけれど、
ここのところ仕事を休んでもらってまで
同伴してもらっているからお礼もあるし快諾した。

普段から近所の花屋で買ったブーケや
本や安い物でも、野で摘んだ花を
押し花してあげても、仕事先で買ったものでも
どんなものでもすごく喜んで嬉しそうにして
大事に取っていてくれる。

そう先輩から聴いている。
それは私だけのプレゼントだけでなく
近所の子供やどんな人に貰ってもらしい。

そんな彼女が欲しいものを言うことは初めてだから
叶えてあげることにした。

彼女のご両親から娘をよろしくお願いします。
時間が経ってあなたの気持ちが動いたときで
良いですので娘と結婚してやってくださいと
日本の彼女の実家のお店にお伺いしたとき
私の事を先輩から聴いていて知っているのに
そう頭を下げて言われた。

5年前の震災の事や心の痛みが癒えたわけではない。
普通の人には見た目にはわからないが
術後の後遺症も残っている。
それに子供をもうける事は難しい。
後、再発する可能性もまだある。
それでもWさんは良いと言ってくれている。

彼女も34になる。
少し真面目に考えないといけない。

近頃、身を固めたほうが良いのかなとおもうことがある。
クライアント先で一族にならないかとか
プロポーズされるような機会も多くなった。
その度に断っても、
めげないのが彼女たちのすごいところであり、
人生プランを何度もプレゼンするから
浅はかな薄い気持ちで好意を持ってくれている
のではないことも理解している。

20代から50代の方達で中にはお子さんがいる方も。
職業も多岐に及ぶ。
学者に同業者や経営者と
彼女たちは人間的に賢く、自立していて
志も高いし、純粋に今を懸命に生きているから
素敵な人達ばかりだ。

モテキとは思っていないし
格好もつけてもいない。
ただ物好きな人たちだと思ってはいる。

恋愛に興味がないのもあったし、
色々考えるところがあって独り身でいるほうが
動きやすいのもあるし、
男女の関係なく学べるところが沢山あるから
そんな風に見たことがなかったのもある。
彼女達も理解している。

変わったところで男性にも。
ホモセクシャルの友人も多いけれど
夫婦としてのパートナーとしては考えられないので
丁重に断ったけれど、彼とは普通に友人である。

お互いを高めることの出来るパートナーとして
結婚したいと言ってくれているし、
私も結婚するならば、志の高いもの同士のほうが良い。
友達であり、恋人であり、夫婦であり、アドバイザーであり。

自分の家柄や地位や背景などどうでも良くて
私がまた倒れても食わしてくれる強さを持っているし
私の過去を含めた人間性を認めてくれている。

世の中全てが敵になっても味方でいてくれるひと
日本ではそういう人に出会ったのは2人だった。
全て失ってもそれでもいいと心から言ってくれた人達。

金融業の元彼女とそして震災の津波で亡くなった元彼女。
浅はかな考えや思惑って見え隠れするからさ。
(容姿は歳を重ねれば変わっていくものだし、
地位や家柄、資産を含めた背景そんなもの
無くなることはいつだってあるからね。)
だから恋愛しないのもあった。

まぁ、返事を引き延ばすのも
断り続けるのも相手に悪いから
自分の残りの人生を少し考えてみることにした。

多分どの人と結婚しても心地よい関係を築けるだろう。
悪いときも良いときも全て含めて。

この先、国籍を替えて日本には戻らないかもしれないし、
戻ったほうが良いのか色々なことを考えている。

まだまだ、今の立場で遣ることが沢山残っている。
今遣れることをひとつづつやるだけ。
色々なことをじっくり考えよう。

Wさんのことも。
国や会社を替わることも含めて、
身の振り方を考える時期が来ている。

房指輪は特別に作って貰ったもの。
最上の幸福を願って8つ連なっている。
キリスト教では7葉のクローバーが
最大の幸福とされ、1枚1枚に言葉が籠められている。
その言葉一つ一つをモチーフに形成してもらったもの。

そして8番目にある言葉をこめて。
結婚するならば当時彼女が欲しいと言ったから、
5年前違約金を払って医療費も一杯一杯で
お金がなくても彼女にプレゼントしたくて500円ずつ、
Bostonでの脳腫瘍の術後、過酷なリハビリを経て
復帰後は増額してFund時代は50ドルずつ、
今は50ユーロずつ毎日貯めて作ったもの。
(房指輪貯金を500円ずつしていると彼女には話していた。)
別々の道を歩くことになったけれど
ずっと貯めていた。

そして懇意にしている彫金師さんに
お願いして去年作ったもの。

その総額を別に自分で出して
あしなが募金に寄付をしたんだよな。

LucyLeeもその経営者の女性に渡すための特別なもの。
何だかな。
もうこれを渡すことは無いのだろう。
そう、手に取って大切にしまった。

先輩やNやJやKに見せたのが間違いだった。
確かに綺麗だし、珍しいからね。
女性ならその一枚一枚の意味と細工と埋め込まれた
宝石と裏に彫られた言葉をみたら誰でも欲しいだろうけど。

これは誰にもあげられない。
彼女がどうしているかは知らない。
彼女と彼女の大切な人たちの幸せを心から願っている。

しかし、ほんとありがたい。
私みたいな偏屈な男を好きになってくれる人達が
いることに感謝しないと。

結婚適齢期はタイミングというけれど
どうなんだろう。

誰にも忘れられない人や思いがあるはず。
それを隠しているわけではない。

ただただ大きな転機になったことと
学びを与えてくれたことにも感謝している。
HARUHA


全てを納得させる答えなどない。
必ず誰かが反対もするし、
決まりかけても、決定しても文句を言う人はいる。
そういうものだ。

移動しながらの仕事はいつものこと。
以前みたいに気楽な街散策はできなくなった。
面倒な問題が溢れ過ぎている。

人が一緒にいるだけで揉めるのに、
宗教が絡むと碌なことはない。
信仰や言論の自由、歴史観、文化、慣習や
政策、社会保障などを含めた政治は
経済と武力のPower-Balanceの変化により
民衆の抑圧された感情を煽り過激に変貌する。

だから紛争もテロも戦争もなくならないし、
自分が一番正しいと主張を繰り返す。
本当にメンドクサイ。

そんなメンドクサイ事に世界も人も巻き込まれる。

世の中は陰もあれば光もある。
弱者がいるからこそ強者がいる。
誰かが尖った分、誰かが引っ込めて成り立つ。
そして凹凸重なり合ってうまく回っているような
感覚に陥っているだけ。

誰かの許容で今そこに生きてける。
それを忘れなければ世の中はもう少しうまく回る。

すべての人が納得いくような答えなどみつからない。
すべての人の価値観を満たす答えもない。
すべての人が幸福感を満たす答えもない。

それが世の中なんだ。
日々、何気ない普通の生活の中で
誰かのために何かしてあげたいと思う気持ちの
繋がりだけで少しだけ世の中が良くなると思う。

農家を遣っていたとき
忙しい隣家の農作業を手伝うことで
自分のとこが繁忙期のときに助力してもらえる
”結”(ゆい)と言う制度があった。

その結でまーるく世の中が回ると思うんだ。

誰かが困ったら何かをする。
できる範囲で、お金でなくても気持ちの篭った厚意で。
其処に浅はかな計算などない。
純粋な心のみ。

その繋がりがやがて波となり、
あなたとあなたの大切な人たちに笑顔が溢れ、
小さな幸せの連鎖が少しでも長く続きますように
そう祈りを重ねてきたし、ずっと言ってきた。
それは、特定の誰かの為ではなく、
世の中の全ての人達に対して、
それが以前の私の役目でもあったから。

自分のことも大切だけれど、
周りの人のことを、
目の前の事例を大切にできないのは
人としていががなものだろうか?

時に他人を優先する余裕や余力があってもいいと思う。
自分の良心に従って他人を気遣うこと、優しさ、
それは当たり前のことだろう。

その温かみで人は癒されることもあるし、
他の人にその優しさを分け与えることもできる。
それで救われる人達もいるから。

”ゆいまーる”
その連鎖で世の中は変わる。
その気持ちは、今の立場でも変わらないし、
毎日そう祈りを捧げている。
HARUHA

色々なクライアントの家族に懐かれて困っている。
一族にならないかという話も珍しくなくその度に断っている。
結婚含みもあるし、ない場合も多い。

今の銀行のBossもその奥様もUkに骨を埋めて
養子に入らないかといってくれているが
私は日本人であるし、歳も一回りしか違わないし、
両家とも格式高い貴族の名門、私の家も家柄では
日本では1400年以上続く社家であり、
旧家で歴史はあるけれど
格はUKと日本では比較することも出来ないし、
家門はともかくこの申し出も何度も断っている。

それでもみんな家族同然に世話を
焼いてくれているのも私の生き方を案じているのも事実。
そこに利権や打算や浅ましさなど
含まれていないのは理解している。

本当に家族の一員として
認めてくれているからだ。
特別扱いもしなくて、
真剣に言いたいことは意見し、
怒ったり泣いたりしてくれる。
海外で生活をしていて居心地が
いいのはそのせいもある。

年明けにはUKの国籍が取得できる。
Deutschlandの国籍も前の銀行から誘いで
時間も掛からず取得できそうだしね?
以前書いたNorwayの国有のFundに
誘われているのもあるから

これからやるべきことをする上で
日本人であるメリットは正直無い。
社会福祉や医療、税金や諸問題を含めてもね。 

日本国籍から替えるか悩みどころだ。
近頃、大儀はあっても正直な話
日本に関わることが面倒くさくなってきた。
ケアハウスの子供達や子供病院の子供たち、
投資したり、関わっている事業や人たちがいるから
日本人を続けている状態かもしれない。

Wさんや先輩は日本は便利だけれど、
生きにくいよね?
人の心が上辺だけで惰性的だし
プライドが無いし、
まずもってルールを守らないし、
徴兵制がなくて平和ボケしているからか
統制や礼節に欠けている人が 多くなったよね?
自分自分だし。
人間としても国際人としても
度量が大きくないしね?
権利を求めるくせに義務や責任を果たすことなく
他人を扱き下ろすくせに、実行力がない。
問題は後回しで、先送りしてわかりにくくして
しまうしね?と口にする。

全くその通りだ。
まぁ、先輩はBelgium人の旦那さんと結婚して
ベルギー国籍なんだけどね。

確かに日本人の潔さや礼節を重んじることが無くなった。
真心もなく上辺だけで浅すぎて底が見えるサービスや
その場だけの利益を求める希薄なビジネスモデル。

学識もその場だけの座学と検索で仕入れたもので
経験値もない、そんな人が溢れすぎてて面白くない。
自分の非や過ちを認める潔さもない。

帰国するたびに日本が嫌いになる場面に出くわす。
良い文化や慣習、伝統、技術、人たちもいるけれど
それを上回る嫌な浅はかさや卑しい心が目につくからだ。
それに本当に子供達や自分達の未来を
本気で考えているのだろうか?
首を傾げることがある。

日銀の介入がIMFやECBや各国の金融が混乱して
出来なくなって、国債が紙切れになってデフォルトが
起こったとき、こんな平和ボケしていて乗り切れるのか?
いつも思うんだ。

老若男女関わらず目の前の5欲を享受することで
足元やその先を見据えていない。
そのくせ戦争反対、社会保障を充実させろという。
破綻しそうな財政など気にしていないし、
本気で国が守ってくれるなど思ってないくせに、
自己防衛の対策も具体的に講じない。

だから、国外に優秀な人間や企業は移っていく
傾向は海外同様に加速するだろう。
シンガポールやTaxHavenに転籍する経営者や企業が
増え国内は空洞化がすすむ。
それによって税収は下がり外貨獲得のための
利息が加算された国債の乱発も増加して
国債の価値は急落するに違いない。

本当に安保法案を廃案にしたければ
今度の衆参議員選で与党をひっくり返し、
国民投票に持ち込み廃案なり、
憲法改正に持ち込めばいいだけのこと。

デモをしているくらいならば自分たちで
候補者を立てればいいし、選挙に出ればいい。
何もこのままでは変わらない。

憲法も時代に即して変えなきゃならないし、
政治や経済も人も本気で未来を見据えなければ
いけない。

オリンピックの資金は国債で税金なんだ。
その後使われなくなった施設の維持費もね。
浮かれてばかりいたら国が破綻するよ。

本気で日本国籍を捨てるか悩みどころだ。
国籍をかえたとしても根っこは
日本人であることは変わらないが、
まだ今の立場で遣れることがある。

 
だから今は踏みとどまっている。

もう日本という国にもいい意味で変化できない人にも
浅はかな上辺だけの5欲を享受して未来を見据えない
人たちにも期待はしていない。

海外から日本を変えるしかない。
和僑で外貨を稼ぎ外から日本を構造改革し責める。
そう、4年前繋いだ命で決めたから外にいる。

本当に見限った時、国籍を替えるつもりだ。
HARUHA

Hot-Chocolatを朝は飲むようにしている。

Sabah産で完熟した実から収穫したもので
丁寧に作ったもので、現地の農園の方達が
少しでも価格競争に負けないよう栽培~収穫~商品化まで
アドバイスして作ってもらっている特別なもの。
 
現地の方達の収入が少しでも潤うように
差別化して出来ないかと友人に相談されたから。

宮城や岩手や福島の温泉の地熱で釜を作り湯煎したり、
地元の石で延ばす大理石を作り、
CacaoやVanilla-Beansを作れたら面白いよね?

砂糖は体に優しい甜菜から精製したものと
蜂蜜は日本ミツバチから集めたもの
四季折々の現地で採れた果物や野菜を使って

全て純国産の材料や現地の物やで全て電力も自家発電で
賄って作ったChocolateって6次産業の起爆剤になるしね?
と私が彼と飯を食って話したことが全ての始まりだった。

彼は大手の総合商社を退職し、
仲間とそのプロジェクトに向けて会社を立ち上げた。
HawaiのVanilla-Beansを生産~加工~商品化している
会社に3人、インドネシアやマレーシアに其々3人
現地に住み込んで今技術やノウハウを取得中。

私の一言で彼の人生が大きく変わってしまったので
個人的に金を出資したり、寄付している大学の研究室に
分析や解析をしてもらったり、技術指導もしてもらっている。

彼の奥さんから旦那を巻き込んでと
当初は怒られたけれどね。

確かにそうかもしれない。
将来有望だった出世ラインを外れ、
安定した収入と生活を捨て海外赴任が長かったとはいえ
現地での違った生活。

震災後地域の為に何か出来ないかと
彼の仙台のご実家にお伺いした時に
話したのが始まりだもんね。

大学時代の友人で1人暮らしだった私を
良く自宅に招いてくれて食事を食べさせてくれた。
彼は文系で学部は違えど、バイトを一緒にしたり、
図書館で一緒に勉強して違う道を歩いているけれど
今でも遣り取りがある友人の1人だ。

奥さんを紹介したのも私で、
銀行時代の部下の1人で私の破天荒ぶりと
螺子が少し外れた性格も熟知しているからか、
全然彼が事業を始めるといったとき驚かなかったらしい。

その奥様からの荷物を
Hotelで受け取ってあけたら、
新しく出来た商品と手紙が入っていた。

出資額の増額の無心と企画書と
事業計画書とPLとB/S。
そして手紙には最後にこう書かれてあった。

”Bossの道徳なき商業は成り立たないし、
誰かの為に何かをすることに、理由は無い。
したいから、してあげたいからする。それでいい。”
という言葉が今理解できるような気がしますと
捻くれてるのかラテン語で書いてあった。

あんまり読めないのわかっているくせに嫌がらせだ。

彼女は9ヶ国語を操る才女だから嫌味では
無いんだろうけれど、
手紙が届くたびに、気分で言語を変えるのは
やめて欲しい。電話でもそうなんだけれどさ。

私の考えや思考が理解できたかはわからないけれど、
世の中が少しでも自分が動くことで、
あたたかい気持ちで分け隔てなく接することで
少しでも良くなれば良いと思うことは
昔から変わらない。

自分の出来る範囲のことで
周りや社会に繋がったり貢献すれば良い。
無理をすることは無い。

でも、”そこにしてあげた”とか
”有名になりたいとか””名誉が欲しい”とか
なんていらない。

そんなものは付属品に過ぎなくて
純粋に誰かのためとか世の中の為とかという
気持ちが一番大切だと考えている。

まぁ、事業だから金は生み出さなきゃならない。
地元の人材を雇用し、利益を還元し続ける
仕組みを創ってこそ、生活する基盤が出来て
人の営みや循環の流れが出来てこそ、
初めて地域や社会に貢献できることと
私は考えているからだ。

私は自分のことを外資の投資銀行に勤めたり
それなりの年棒を貰い地位についているからと
いって凄いとか人より優れているとは思ったことは無い。
 
同じ世代の人たちより生きた経験を積んだし
今も学び続けていると思ってはいるけれど、
別に必要だから学ぶだけ。
幅広く専門知識を知らないのに、
多岐に及ぶ分野のクライアントさんたちと話せないしね。

それに仕事をする上で血の通ったアドバイスなど
出来なくなるし、現実に施工できなくて
利益に結びつかないのは失礼だからね。
上辺だけの学問や知識など要らない。
そんなものは人格無き学識
Knowledge without Characterにすぎない。

ただただ、子供の頃から
誰かのために、社会や地域の為に
自分に何が出来るか考えていた結果、
金を生み出すシステムを構築しなければ
心がいくらあっても生活は成り立たないし、
精神的な豊かさと物質的な豊かさのバランスも
成り立たないと結論付けただけ。

人それぞれ生きてきた(る)環境も違う
価値観も異なるし、
どのバランスが一番豊かななのかは
各々その時の状況によって変化する。

だから幸せの基準も違って当たり前。

どれが正しいかなんて無い。

でも、結局地域が国や公共団体に頼らず
生き残っていくためには産業を根付かせ
なければ意味は無い。
奇麗事では若い人は定着しないからね。
稼げて魅力あるビジネスモデルが必要なんだ。
TPPもあるし、世界と対等に闘えるようにね。

そこにはCommerce wihtout Moralityや
Knowledge without Characterは要らないという
考え方が必要なんだ。

そういった志のある仲間が増えると
まだまだ世の中も捨てたものではない。
そういう仲間のためには投資も助言も
労力も惜しまない。
HARUHA
PREV ←  HOME  → NEXT
プロフィール
HN:
HARUHA
性別:
男性
職業:
外資投資銀行 MD   外資政府中央銀行系Fund MD
趣味:
自転車 料理
自己紹介:
外資投資銀行から
外資中央銀行FM MDとして出向。
EU、US圏で活動中。

外資投資銀行、
政府系FUNDの寄付講座で、
院の学生を教えながら、
国を跨いでの出張と
仕事の毎日です。

守秘義務が多い職務上
Facebook、Instagramは公開しません。
予めご了承ください。
文章の引用、批評論評等
一切お断りします。

専門はM&A全般
Due diligence
企業の建て直し、解体。
人的資源の効率化。
知的財産(特許全般)の
債権化とライセンス契約
および特許訴訟全般。
P R
フリーエリア
Copyright (C) 2024 外資投資銀行に勤める親父の考えること All Rights Reserved.

Photo by (c)Tomo.Yun   TemplateDesign by kaie
忍者ブログ [PR]