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UK外資投資銀行から外資中央銀行 (Global Fund)のMD、FMとして 出向して日々国を跨いで出張を繰り返しながら 働くアラフォー親父の日々考える事
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”みんな”という安心感は連帯感を生むが正解ではない。
時代と今現在の状況により風見鶏のように変化する。
その中でNeedsを掴み顧客と利益を囲い込む。

そして、扇動という中の一体感は高揚感を生むが、
流動的かつ、一過性のお祭り騒ぎで後に続かないことが多く、
その判断が間違っていると後で気づくと、
その他大勢の中で、責任を誰かに転嫁するか、
見て見ぬ振りをするだけ。

手法はSNSやI O Tに変化しても然程変わらない。

ミシュランの星や店やAmazonの商品の口コミと同じように
食べてみなければ、使ってみなければ、
味を含めて個々に置かれている状況も嗜好も異なるのに、
個々の判断や基準がその他大勢の評価に流されるから
意味がない。

正当な評価基準は自分自身で点けるしかない。

それに他人の評価で右往左往する必要性もない。

人を好きか嫌いかも、音楽や絵や服の趣味も
結局、その他大勢に気を使って決まるもの。

まぁ、服や化粧に関しては肌の色や顔のつくり、
体型によって好きを突き通すのも考え物だ。
似合わないものは似合わないし、
太い眉が流行っても細い眉が似合うかもしれない。

雑誌やInstagramで取り上げられているから
その流れに飛びついて乗っかったとしても、
本質が伴っていなければ直ぐに流行も廃れるし、
時代や企業に搾取されるだけの消費する側の存在に過ぎない。

人の好き嫌いも一過性のもので、
本質は自分が嫌われているから、相手を気に入らないから
虐めや攻撃をするだけで、そこに何も生産性はない。
生きてきた(る)環境も考え方も感じ方も異なるのに
すべてを納得させる答えや妥協点など見つからない。

ゆえに時に陰湿な方向性にエスカレートする。
そしてその連帯感が他人を死に至らしめることもあるし、
人の人生や企業を潰すこともある。

すべての人を好きにならなくてもいいと思んだ。
生理的に合わない顔や仕草や癖や匂いや性格もあるしね。

ただ、折り合いをどこでつけるかがポイントになる。
すべてを譲る必要性もないし、他人に判断を委ねる必要性もない。
人としての判断を正常にできるか否かだけだ。

人は流される。だけど、他人の判断基準や言動で
いちいち自分自身がぶれていたら、
意思のない操り人形であり、傀儡と同じで自分の意思はない。

そうなりたくなければ、時流を読み解き、
バランスや折り合いを何処かで取り、
取捨選択し、判断し続けるしかない。

自分の評価基準を他人に委ねないことも大切。

他人に委ねれば、大勢という安心感と
責任の放棄という誰かに丸投げ放置プレーで
有事の時は責任逃れにはなるけれど、
自分の意思も考えも判断基準を失うことになるんだ。

個性とか権利とか求めてやまないけれど、
本当に人として譲れない根っこや
人としての配慮や思慮深さや義理人情も含めて
大切なものを持ち続けている人間が本当に老若男女少なくなった。
HARUHA
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人生の岐路に立つことは生きていれば多々ある。
進学、就職、独立、破産、恋愛、別れ、結婚、離婚、
死別、大病などその人、その時々によってさまざまで、
その受け止め方の度合いも人それぞれ。

良く家柄や育った環境や過去や親や
誰かの責任にして転嫁する人たちがいるけど、
世界には目を覆いたくなるような貧困層や差別階級の人たちがたくさんいる。
そんなでも、前向きに生き、紳士を貫いている男がクライアントに存在する。
最下層の身の上だった彼は起業し、1代で世界的な企業に成長させた。

そんなことを微塵も感じさせない。
彼の人間性や人格や生き方は本物だ。

彼とは何故か馬が合う。
私自身、紆余曲折して今があることを彼は理解しているから、
育ちやCarrierこそ違えど遠慮も無いし、
時に辛辣だが、その言葉には真実と熱い気持ちで溢れ
的をえているから、親友でいられる。

日本での震災復興のために投資や
震災孤児や遺児のケアハウスの運営や給付制の奨学金や
先端医療、特定疾患や遺伝系で難しい疾患の研究や
私が昔から懇意にして寄付や投資を30代からしている
子供病院にも寄付してくれている。

私も彼が行っている慈善事業に毎年寄付をしている。
そこに馴れ合いも、義務感も、してあげてる感もない。
ただ自分の気持ち1つでしていることだ。

私自身の場合、世が世ならと祖母に小さい頃から育てられた。
同族の本家筋に男が2人しかいなかったのもある。

代々続いた家門や血筋、家柄、伝統、格式に
見合う一族の頭領になりなさいって具合にね。

受験に失敗して地方の旧帝大の工学部を経て
スーパーゼネコンに入ったけど、
左遷もされたし、辛苦を嘗めたし、挫折も味わった。
それから、企業に頼らない生き方を世界Levelで事業をすると
退職し、一度院を経て語学力を高め、弁理士補を取得して
外資の銀行に入行してから考え方が一転した。

社名や家門や資産、役職、資格や語学力などは評価基準ではない。
そんなもので人の価値や自分の将来が決まるわけではない。

資格や語学力は世界レベルで使えて当たり前のもので
標準で備えていなければならないものであって
人並みにできるくらいならば役に立たないし、
年棒なり、役職も実績が出なきゃ明日はないというシビアな世界。
Haasを修了したけど、世界Levelで学んだ奴らは普通にゴロゴロいる。
MBAなんて人脈かツールにしか過ぎない。
人脈も自分自身で学ぶ中で作り上げるしかない。

人の真価が問われるのは、裸の自分で戦えるかで決まる。

すべてのモノを身包みはがされて、
無くなってしまって残るものって
そのひとの”生き方”や”生き様”と
”人間的な思慮深さや優しさや賢さ”と
”実体験に基づいた使える教養の深さと応用力”しかない。

金も物も立場もその時流の状況で無くなってしまう。
人脈も浅い付き合いをしていれば離れてしまう。

もしかして、大切だと思っていた伴侶さえも。

そのときの風向きや立場や金や人脈のみで
繋がっているかもしれないからね。

時流や状況で変わるものは、
株や為替のように乱高下して不確かなものなんだ。
そんな薄っぺらいモノや関係ならば捨ててしまったほうがいい。
煩わしさや見栄だけの虚栄に本物は生まれないからさ。

家柄や家名や先祖は変えることは出来ないけれど、
自分自身の生き方や人生はそれに縛られるものでないし、
名は体をあらわさないものなんだ。

将来や未来は自分で作り上げるものだから。
金や立場が有ろうが、無かろうが変わらないものだ。

知識なんてものは検索したり、調べたり、
本を読めば増え続けるけれど、
生きた経験や教養や品格は身につかない。
だからNET内は同じような記事や検索内容の羅列で
溢れかえっていて、面白くも無い。

TwitterやInstagramやFace Bookのloopな遣り取りと
浅い繋がりや時流やfollowerに右往左往されるのも疲れるしね。
だから極力やらないし、必要以上に広げない。
公開もしない、個人情報の塊だしね。
それに無駄な気遣いや人間関係などいらないからだ。

生きた経験や教養、品格や人脈や友人は
自分自身が日々生きている中で、
自分の足稼ぎ、頭で考え、加工して、
自分の言葉で誰にでも説明できて、
実践し何度も地道な努力と稽古、
修羅場を乗り越えて顔を突き合わせながら
初めて身につくもの。

そんな簡単な事を人は忘れる。
だから、浅い人間関係や繋がりや多くの事象や分岐点で
躓いて判断が出来なくなるし、
誰かの責任や事柄や時代や世の中に転嫁してしまう。

他人のせいや何かの責任にして悪口や陰口を叩いて、
憂さ晴らしできるのはそのときだけ、
何も生産性は無い。

そんな生き方は格好悪い。
マイナス(-)×マイナス(-)は数式のようにプラス(+)にならない。
ただ、どんよりとした負の連鎖を生むだけ。

今の自分を認め、何が出来るか、足らないか
模索し、行動に移し続けていれば道は自ずと開けるものだから。

今日より明日ちょっとだけ進歩している自分を
褒めてやればいい。
それを継続していけば、人間的な賢さや懐の深さや
思慮深さ、気付きや、人間的な厚みも自然に増してきて
それは自然と容姿や言動に出るし、人もそれに見合った
環境もついてくるものだ。

言い訳けなんかいらない。
ようはやるか、やらないか、その覚悟だけだ。

自分が生きるんだから、何かや誰かの責任にするのは
止めたほうがいい、それは自分の生き方や生を冒涜しているし、
自分自身の人生を生きていないことと同じだから。

そんな奴らは相手にしないほうがいいし、
自分の周りにそんな人達が溢れていると思ったら、
人間関係や環境、そして自分自身の生き方を見直したほうがいい。
自分自身が嫌な負のroutineに入っているならば
自分が変わるしかない。
プラス(+)×プラス(+)の相乗効果に。
マイナス(−)要因が出ても必要最小限に食い止めれる
メンタルと確固とした自分自身の生き方を作りあげれるように。

HARUHA

Sに会うのは久しぶりで
夜中まで飲めない酒を少しずつ飲みながら話した。
今はGoldman Sachsに籍をおいてNYにいる。

彼女とは上司と部下の関係から親友以上恋人未満で、
私が先輩の部下だったころから顔見知りだ。
インド人で賢く、人間味に溢れていて
容姿は彫りが深く、目鼻立ちもくっきりしていて
学生時代はミスコンに無理やりだされてたらしく、
社内でもその容姿と仕事振りは目立ち結構人気があった。

帰国して京都にいると聴いて観光がてら会いにきた。
目的は他にあることは知っていたので、
NY行きと彼女が引き抜かれるEq-Fundへの誘いの話は最初に断った。

彼女の思慮深さや賢さは昔と変わらない。
私が意識不明でICUに入っていたときから
NYから週1度Bostonまで見舞いに来てくれていたし、
UKに国をかえて投資銀行で働いてからも会いきたり、
震災孤児や遺児のための給付奨学金の寄付と
ケアハウスの運営をずっと助けてくれている。

他の事業にも個人的に投資してくれているんだ。

まぁ、私も彼女のMumbaiの実家周辺で地震が起こったとき
義捐金を送ったり、中国の環境状態にならないように
Sが懇意にしている新興企業が行っている
大気や水質浄化、ごみ処理事業などの環境対策事業や
水素、蓄電クリーンエネルギー事業や都市整備事業に
アドバイスしたり投資している。

そんな感じで部下でなくなっても
金融以外の事業に対しての意見交換や近況や
これからの世界のあり方についてやり取りは続いているんだ。

本家の寺や神社には初めてきたから
氏子の着物屋の婆ちゃんに頼んで着付けてもらい、
RとKと一緒に同族の神職に案内させて
神饌で作った精進の賄いを振舞ったり、
私がお茶を立てて飲んでもらったり、
今宮神社のあぶり餅やいつも京都に帰ると
買い物している八百一や西陣の帯屋さんや
飾り小物のお店、人力車に乗せたり、
馴染みのお茶屋のお座敷に
懇意の店から仕出しを頼んで
舞と食事体験させてみた。

Rも京都でそんな体験をするのは始めてらしく
カメラで写しまくって自分のInstagramにUPしていた。
もちろん、ツルッパゲの私の和装姿や狩衣姿や装束姿もね。

Sが私の剃髪した姿を不思議そうに眺めながら
時折、触って、
”妙に似合っているし、さわり心地が良い”と
街を歩きながらじゃれついても怒らない姿を見て
Kも”Bossが距離感問わず自分の懐に人をいれるの
子供以外、はじめてみました”と笑っていた。

そう、Sには不思議と部下の時から
ハグや馴れ馴れしいスキンシップされても
30cm以内に入られても
いやな感じはしない安心感はあるんだよ。

こいつにもプロポーズされている。
2度断っている。Fundを辞めて日本に帰国したとき。
そして、意識不明から目覚めてBossのFundに戻ると決めたとき。

返事はその時から気長に待つと言われている。

たぶんSならずっと待っているんだろう。
断ってもね。

”Kが本当に綺麗な人ですよね。
インドの方って不思議な雰囲気ですよね?”というから、
Kも似たようなものさと返すと、
Bossが私の容姿を褒めるって珍しいですね?
とまんざらでもないようだった。

続けるように、”それに角がないので一緒にいて居心地がいい”と
Kが女性に対して素直に褒めるのは久しぶりだったから
容姿端麗で人間的にも人格的にも優秀な秘書である
彼女からもそう見えるらしい。

京都駅まで送って別れたときに
”元気でいてくれたら、それだけで私は幸せだけど、
また、遊びに行くから案内してね?”と
別れのキスとハグをしながら言われたので、

”忙しいけれど、いつでも来るといい、いつもありがとう。
すこし、考えるわ”と返すと

”いい返事しか受け取らないから、それまで言い続けるから
Osloには遠慮なしに行かせてもらう。
それから、あなたは聖職者であり、心のある事業家であればいい。
自信を持ちなさい!”と12も年下の癖に遠慮なく
いつもどおり返して別れた。

前向き、いいことだ。
それに彼女は懐が深く人間的にも心が大きい。
純粋に人の為に、人の幸せを祈る。
それは私も変わらない。

金融の世界に居るけれど、
代々続く家門や神職であり僧であることは変えられない。
本家に戻ると気づかされるし、
師匠の死や教えをどう未来に繋げるか
少し考えさせられた。

”わたしはいつだってあなたの味方だから”
そう会うたびに笑いながら真剣な目をして彼女は言う。
だから、掛け値なしに投資も出来るし、
腹を割って話も出来る。

そういう仲間が海外に居て増えた。
男も女も国や民族関係なく。


HARUHA
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プロフィール
HN:
HARUHA
性別:
男性
職業:
外資投資銀行 MD   外資政府中央銀行系Fund MD
趣味:
自転車 料理
自己紹介:
外資投資銀行から
外資中央銀行FM MDとして出向。
EU、US圏で活動中。

外資投資銀行、
政府系FUNDの寄付講座で、
院の学生を教えながら、
国を跨いでの出張と
仕事の毎日です。

守秘義務が多い職務上
Facebook、Instagramは公開しません。
予めご了承ください。
文章の引用、批評論評等
一切お断りします。

専門はM&A全般
Due diligence
企業の建て直し、解体。
人的資源の効率化。
知的財産(特許全般)の
債権化とライセンス契約
および特許訴訟全般。
P R
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