忍者ブログ
UK外資投資銀行から外資中央銀行 (Global Fund)のMD、FMとして 出向して日々国を跨いで出張を繰り返しながら 働くアラフォー親父の日々考える事
[96]  [93]  [92]  [90]  [88]  [89]  [87]  [85]  [83]  [82]  [81
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


今ある現状と状況を活かすこと。
それが停滞した今を打破する活性剤になる。
そんな簡単なことに人は気づかない。

企業の建て直しも自己構築とおなじで、
今ある環境や自分が持っているスキルや物を
活かすことで新たな道や柱もでてくるんだ。

企業の建て直しの手法にカーブアウトというものがある。
既存の資本やマンパワーを含めた事業部を独立させて
別会社にして新規の会社として更正や再生させる方法で、
分かりやすいところで、VAIOなんかがある。
(傾いた企業にも独自路線では採算性の合う優良部門や
他社との技術を含む提携や資本注入することで、
立ち直りIPOまで目指せる部門もある。)

再建中の大手電機会社に関して他社にいる部下から
相談を受け再建計画を一通り見たんだけど、
具体性も無く、
甘すぎる面が多すぎるのは彼も理解していた。

人を切らなくても、V字回復する方法はある。
世界の電子機器メーカーの液晶基盤のOEMになればいいだけ。
半導体のOEMで成功した台湾の企業のようにね。

後は各社のSpecに合わせる事やPatentをどう管理するか。
その開発スピードや要求レベルにどれだけついていくかと、
安定した生産供給ができるかだけ。

一社毎に契約するから、取引会社毎、国の為替変動で
リスクが発生するのは、世界のどの会社も変わらない。
世界中の新興企業から大手企業をターゲットにして
液晶基盤のOEMに特化していけば、
少々景気が傾こうとも関係なくなる。

また、既存の電子機器部品は3サイクルくらいで
生産の供給が打ち切られるもの。
それならば、既存企業からその部品の特許をライセンスで
借受け、世界の企業から受注生産すれば良い。
今使えるものを長く使う。
リソース+リプライスをすれば良いだけ。

大手のように既存の機械や製造ラインを設備投資して
直せない中小やリサイクル品を用いる新興国などの
既存の機械を作り変えて新しい商品を作れるように
作り替えてやれば良い。
これを世界規模で遣れば大きなシェアが出来る。

金型なんてものは、
3Dプリンターや新金型形成システムの台頭により
最終的な修正は人の手を微妙に加えなければいけないが、
スピードと正確さを持って設計~納期に間に合うはずだし、
コスト面でも掛からないはず。

既存のラインや人という財産を使えば
まだまだ蘇る企業なんて溢れている。

目線をすこしズラシテヤルだけで
新たな展開が見えてくることが多いんだ。

多くの企業に携わり立て直したり、
手がつけられなくて潰してきた。
まだ生き残れる部門は独立させたり、
他社に引き受けてもらうこともあった。

いつも思うことは、
今の現状にどっぷり漬からないこと。
立場に胡坐をかかず、絶えず挑戦し続けること。
安泰などない。
人と同じように大病にも掛かるからね。

生き残るためには今をどう活かすか。
目の前にあるチャンスをどう掴むかだろう。

Goldmansachsにいる部下にそう話しておいた。
彼は私に何故うちに変わらないのですか?
またBossとして働いてくれませんか?と言っていたけど、
FeeやOptionやPositionやName-valueで
仕事はしていない。と返すと、
The Petroleum Fundに替わられるのですか?と言うので
行かないよ!今はね。

遣るべきことが目の前にある限りそれをやるだけだからね。
お前も俺に頼ってばかりいないで自分で考えろと
言っておいた。
まぁ、情報を貰うからGive and Takeだから良いか。

HARUHA


PR
PREV ←  HOME  → NEXT
プロフィール
HN:
HARUHA
性別:
男性
職業:
外資投資銀行 MD   外資政府中央銀行系Fund MD
趣味:
自転車 料理
自己紹介:
外資投資銀行から
外資中央銀行FM MDとして出向。
EU、US圏で活動中。

外資投資銀行、
政府系FUNDの寄付講座で、
院の学生を教えながら、
国を跨いでの出張と
仕事の毎日です。

守秘義務が多い職務上
Facebook、Instagramは公開しません。
予めご了承ください。
文章の引用、批評論評等
一切お断りします。

専門はM&A全般
Due diligence
企業の建て直し、解体。
人的資源の効率化。
知的財産(特許全般)の
債権化とライセンス契約
および特許訴訟全般。
P R
フリーエリア
Copyright (C) 2026 外資投資銀行に勤める親父の考えること All Rights Reserved.

Photo by (c)Tomo.Yun   TemplateDesign by kaie
忍者ブログ [PR]